当店初入荷！

滑らかな口当たりの豊かな甘味のコーヒー




2,000mを超える高標高にコーヒー農場があります


サン・フェリペ


ペルーにおける当店加入グループのパートナーといえばフェスパ農園のウィルダー・ガルシア氏です。


グループではコロナ禍に入るまでほぼ毎年訪問し、生産品種構成から精製・乾燥のブラッシュアップ、ドライミルの精度向上について実地で話し合いながら取り組んできた非常に重要なパートナーの1人です。


ウィルダーには彼のコーヒー以外に、ポテンシャルのある生産者の発掘とその指導をリクエストしてきました。


しかし、ウィルダーのレベルで仕事ができる生産者の発掘は困難を極め、継続的に優れたカップを供給できる・できそうな生産者に巡り合うことはありませんでした。


コロナが落ち着いた2022年7月のペルー訪問で、最大級のポテンシャルを備えた生産者に辿り着くことができました。


「環境」が突出しており、「伝統品種」が残されており、「協業できるマインド」をもっていそうな生産者。それが、この「サン・フェリペ」の生産者たちです。


この訪問では、ウィルダーが新たに関わり始めた生産者を複数視察しましたが、群を抜いてポテンシャルの高さを感じました。



密度ある風味が素晴らしく、他の生産者を圧倒


標高2000mを軽く超えた場所でありながら、気候のバランスなのかティピカ・ブルボンといった品種が普通に健康に生育しています。


サンプルを持ち帰りウィルダーの事務所でカッピングしたところ、クリーンかつ密度ある風味が素晴らしく、テーブルに並んだ他の生産者を圧倒していました（ウィルダーが指導している優良な生産者たちも含めて）。


購入を即決めたのはもちろん、この地域の生産者と今後どのように取り組んでいくかの議論もさっそくスタートしました。


これからがもっと楽しみな生産地です。




ウィルダー氏と談笑するサン・フェリペの生産者



サン・フェリペの農地



香味


ペルーから滑らかな口当たりに密度のある甘味を感じるコーヒーが入荷しました。


これまでいくつかのペルーコーヒーを紹介しておりますが今回のサン・フェリペは初入荷になります。


シティローストでは柔らかな口当たりで穏やかな明るい酸と豊かな甘味を感じます。


フレンチローストではチョコレートの様な豊かな甘味に程よいコクがあり品質の良さを体験できます。


「生産環境」がとても良く、標高2,000mを超えた高標高の場所でありながら、気候のバランスなのかティピカ・ブルボンといった品種が普通に健康に生育しています。


個人的にはウォシュト精製らしからぬ甘味があり、上品なナチュラル精製の甘味に通ずるものがあると感じます。


当店初入荷となります「サン・フェリペ」のコーヒー。


ぜひお楽しみ下さい。





(今回シティとフレンチをご用意しております）





コーヒーとシェードツリー。



サン・フェリペの街並み。



サン・フェリペの街並み。

- 農園情報 -

■サン・フェリペ

【生産者】：サン・フェリペ8生産者のグループ

【地域】：カハマルカ県ハエン郡サン・フェリぺ地区

【品種】：カトゥーラ、ブルボン、ティピカ、カトゥアイ

【標高】：2,000-2,300mが主体（2,500m付近まで農地がある）

【収穫】：完熟チェリーのみを手収穫

【精製】：ウォッシュト

【乾燥】：アフリカンベッド

【梱包】：グレインパック

【輸送】：リーファーコンテナ（冷蔵）

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