優しい酸とほのかな甘味

微かにシナモン、ニッキ、ナッツなどのニュアンス



ブラジルスペシャルティコーヒー協会の会長を務め、ブラジルのスペシャルティコーヒー業界の発展に尽力してきた人物が作ったコーヒーを再入荷致しました。

優しく控えめな酸とほのかな甘みをお楽しみ下さい。



農園主のシルビオ・レイテ氏



コーヒー生産者になる夢


農園主のシルビオ氏さんは、コーヒーの輸出業を営む傍らBSCA（ブラジルスペシャルティコーヒー協会）の会長、国内・国際コンテンストのヘッドジャッジを歴任するなど、長年にわたりブラジルのスペシャルティコーヒー業界の発展に尽力してきた人物です。

その後も輸出業を続けながら、バイーア県のピアタン地区に7haの農地を購入し、かねてからの「コーヒー生産者になる」という夢を実現しました。

今回はそのシルビオ氏が育てたコーヒーをご紹介致します。







同地区の模範となる農園


長年にわたりブラジルのスペシャルティコーヒー業界の発展に尽力し、今度は生産者として、大学や研究機関から農業や微生物による発酵等に関する専門家を農園に招き入れるなどし、知見と実践を積み重ねることで同地区の生産者の模範となる農園です。


手に入れたノウハウを彼らと共有することで地区全体の生産レベルの向上に貢献しようとしています。




完熟チェリーを選択的に手収穫していきます


香味


ご好評につき、ブラジルの東部バイーア州の豆を再入荷致しました。


個人的には、ブラジルは近年のスペシャルティコーヒーの中で異なる風味と考えます。


多くの要因が考えられますが、その１つは生産地の標高によるものが大きいでしょう。


近年、2,000ｍ前後と高標高のスペシャルティコーヒーが増えています。


特徴としては寒暖差により実が締まり（ハードビーンズ）、それによって酸が華やかで甘味を伴う傾向にありますが、ブラジルは生産地が1,000ｍ前後とそれほど高くないため、酸が控えめでブラジル独特の風味を形成しています。


今回の風味は優しい酸と穂のかな甘味、微かにシナモン、ニッキ、ナッツなどのニュアンスが感じられます。


深いローストではまろやかな口当りに程よい苦味と甘味、黒糖、アーモンド、カカオなどのテイストが感じられます。





（今回は、シティローストとフレンチローストをご用意しております）




セルカ・デ・ペドラ・サン・ベネディート農園



天日乾燥風景

- 農園情報 -

■セルカ・デ・ペドラ・サン・ベネディート

【農園主】：シルビオ・レイテ氏

【地域】：バイーア州　シャパダ・ディアマンティーナ　ピアタン地区

【標高】：1,280m

【品種】：カトゥアイ

【収穫】：完熟チェリーを選択的に手収穫

【精製】：パルプトナチュラル

【乾燥】：完熟チェリーを選択的に手収穫

【梱包】：グレインパック

【輸送】：リーファーコンテナ

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