柑橘果実を思わせる華やかなフレーバーに程よいコク
マイクロミルが作った良質なコーヒー入荷 中米「コスタリカ」は、北にニカラグア、南東にゲイシャで有名なパナマと接しており、近年はマイクロミルの発達で品質が格段に向上している生産国です。
今回ご紹介する豆は、首都サン・ホセ州ペレス・セレドン市に位置し標高1,800-2,000mとかなりの高地で採れた当グループ専用の農地の豆となります。
以前は違う所有者でしたが、ボニージャ家が農地を買い受け、これまでに培った豊富な経験と知識のすべてを注ぎ込んで収穫まで漕ぎ着けた、まさに「巧」が作り上げたコーヒーです。
マイクロミル 現在、コスタリカには品質重視のマイクロミル(小規模農家、少量生産)が2,000以上あるとされており、高品質のコーヒーが流通し始めています。
以前は各農家が収穫したチェリーをそのまま大農園や農協に販売し、品質ではなく生産量が収入に直結していました。
しかし生産量だけでは収入の向上に繋がらないという事もあり、品質重視かつ自分たちで栽培したチェリーだけを使って自らが加工し、自分たちのコーヒーを作りたいという考えからマイクロミルが誕生し始めました。
創成期のマイクロミルの成功をきっかけに続々とマイクロミルが設立され、高品質コーヒーマーケットにおいてコスタリカという生産国が存在感を示すようになりました。
FUJI農地 農園主であるボニージャ家は13もの農地を持っており、農地の拡大とともにウェットミルも建屋から作り直し、乾燥場の整備についても着々と進めています。
最高品質のコーヒーを生産しているという自負が強く、品質に納得がいかないロットは自らグレードを下げて販売するなど、プライドを持ってコーヒー生産に取り組む家族です。
そのボニーヤ家が、コーヒー栽培が出来なくなった農地を買い受け、再びコーヒー栽培が出来るまでに再建した農地がこのFUJI農地になります。
標高1,800-2,000mとかなりの高地で力強いカップに仕上がっていますが、「もっと良くなるはず」とのコメントももらっており、常に品質の向上に目を向けた素晴らしい生産者です。
香味 マイクロミル(独自の精製施設を持ち高品質のコーヒーを生み出す小規模農家)の高品質コーヒーが入荷致しました。
近年、品質の向上が著しいコスタリカコーヒーです。
今回のコーヒーも素晴らしい風味で、シティローストでは柑橘果実を思わせるような華やかなフレーバーに程よいコクがあります。
フレンチロースではチリポらしいミルクチョコレートを思わせるなめらかな質感とコク。
甘苦い余韻、程よい苦味にバランスの取れた味わいです。
素晴らしいコスタリカコーヒーをぜひご賞味下さい。
(今回はシティとフレンチをご用意しております)
輸送は真空パック
生豆を運ぶための袋は真空パックを使用し、収穫時の新鮮な状態を保ったまま日本に入港しています。
お肉やお魚と言った生鮮食品では真空パックをよく目にしますが、コーヒー豆に関しては、真空パックを用いて輸送するのは非常に稀です。
「品質へのこだわり」がここでも垣間見れます。
- 農園情報 -
■フジ
【地域】:サン・ホセ州ペレス・セレドン市リバス、ピエドラ
【農園主】:ボニージャ家
【クロップ】:22-23
【品種】:カトゥアイ
【標高】:1,800-2,000m
【収穫】:手選別5-6名
【精製】:機械的にミューシレージを除去するウォッシュト
【乾燥】:ベッドにて20-22日
【梱包】:真空パック
【輸送】:リーファーコンテナ(冷蔵)
宅配便:800g以上送料無料!
ネコポス:400gまで全国一律385円(税込)
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