スペシャルティコーヒーとは


スペシャルティコーヒーとは、1982年に設立されたSCAA(アメリカスペシャルティ協会)評価80点以上の生豆で、産地、品種、精製方法が特定でき、明確なキャラクターをもつコーヒーです。

「どこで採れ、どのような品種で、どういった精製方法を行ったのか」を提示することによって、「そのため、このコーヒーはおいしい!」という明確な説明をする事が出来ます。

このスペシャルティコーヒーは、国内ではまだ5%ほどしか流通していません。

SCAAグレード区分表



カッピング表

[SCAAカッピング表]


カッピングの様子



スペシャルティコーヒーは、上記のカッピング表に基づき点数が付けられます。
フレグランス、アロマ、フレーバー(風味)、酸味、ボディ(コク)など、主な評価があります。

特徴的な香味が明確に出ており希少性があるコーヒーほどスコアが高くなります。

このスコアが80点以上のものだけがスペシャルティコーヒーと認定されるのです。



「最高の一杯」のために、KIRIGIRISUがこだわるプロセスとは

1.【素材(生豆)へのこだわり】

お客様に最高峰の香味を味わって頂くため、また「安心・安全・幸せ」をお届け出来るよう、当店では生豆にこだわっています。

「どこで採れ、どのような品種で、どのような精製方法を行ったか」を確認出来るため、安心しておいしくお飲みになる事ができます。

そのため、スペシャルティコーヒーのみを専門に扱っています。


コスタリカ「エル・セドラール」



2.【輸送・保管のこだわり】

コーヒーは生鮮食品と同じで、鮮度が非常に大切です!

いくら生豆の品質が良くても遠い外国からの輸送中に劣化しては価値がなくなります。

そのため、当グループ(LCF)では、生豆をリーファーコンテナ(冷蔵)で輸送し、国内でも温度管理のされた定温倉庫で保管して、鮮度保持をしています。

また、ほとんどの豆はグレインパックやバキュームパック(真空パック)を使用しています。


エルパライソの真空パック


3.【焙煎へのこだわり】

コーヒーの豆は、「ただ焙煎をすればよい」と言う訳ではありません。

産地や品種により、豆の固さや水分値が異なりますので、火力や焙煎時間を調節し、その豆に合った焙煎をいたします。

もちろん季節(気温や湿度)によっても異なります。

数秒、釜から出すタイミングがずれれば味が変わってしまいます。

焙煎毎に記録してきた今までのデータや、焙煎時の豆の音などから、一番良いタイミングで釜出しを行います。


焙煎



4【ハンドピック(豆の選別)】


スペシャルティコーヒーは、もともと欠点豆の少ないトップグレードのコーヒーです。

しかし、200度以上の釜で焙煎しても焦げない豆(死豆)や、虫食い豆、欠け豆など、農作物であるが故、必ずあります。

焙煎後、これらの欠点豆をハンドピックする事により、よりクリーンな味わいのコーヒーとなります。

この作業は、全ての豆に対して行い、とても時間のかかる作業です。

しかし、よりクオリティーの高いコーヒーをお届けするためには欠かせない作業の一つです。

ハンドピック

焙煎した全ての豆に対しハンドピックを行います
手作業の為、時間のかかる作業ですが、死豆や虫食い豆、欠け豆、時には石を拾う事もあります

虫食い豆

ハンドピックで拾った虫食いの豆。このような豆を拾う事により、よりクオリティの高いコーヒーとなります。




これらの工程を経て、新鮮なコーヒーを

お客様にお届けしております。


コーヒーは生鮮食品です。

到着後はお早目にお飲み下さい!



豆(冷凍保存):60日程度

粉(冷凍保存):
30日程度