とても華やか!果実の甘味にクリーンなカップ
高い品質を誇るゴティティの特別ロット入荷
今回は優良産地イルガチェフェに程近い「ゲデブウォレダ バンコゴティティ地区」のウォッシュト精製の豆をご紹介致します。
ゴティティは何度もご紹介しておりますが、安定して高い品質の豆を届けてくれるウォッシングステーションです。
今回はそのゴティティの中でも更に細分化し、最も標高が高く、品質の高いコーヒーを栽培しているハロバンティマウンテン地域のコーヒーチェリーだけで作った特別ロットです。
とても華やかなコーヒーですので、ぜひご賞味下さい。
高い品質を誇るゴティティの特別ロット
ゴティティ・ウォッシングステーションは2,010mを超える高地にあり、その周辺の農家によって丁寧に手摘みされた真っ赤なコーヒーチェリーは手選別され、ウォッシングステーションに持ち込まれます。
今回はウォッシングステーション周辺でも最も品質の高いコーヒーチェリーが持ち込まれる「ハロ・バンティマウンテン」という地域のコーヒーチェリーだけで作った特別ロットになります。
ウェットミル工程
コーヒーチェリーの果肉を除去し、パーチメント(外皮付きのコーヒー豆)の状態にする工程を「ウェットミル」と言い、パーチメントを脱穀、選別し、生豆の状態にする工程を「ドライミル」と呼びます。
ウェットミル工程の精製方法は主に4つあり、ナチュラル、ウォッシュト、セミウォッシュト、パルプトナチュラルに分けられます。
今回はウォッシュト(水洗処理)の豆で、以下はその工程となります。
まずは上の写真のマシン(パルパー)で、コーヒーチェリーから赤い果肉を取り除きます。
マシンによって果肉を剥がされた種は発酵タンクに浸けられます。
毎日きれいな水に取り換えて36-72時間浸けて発酵させます。
発酵後、水路にて木のトンボの様な棒を使って洗浄と比重選別を行います。
洗浄後は、水路の先にあるソーキングタンクに移し、1昼夜水に浸けます。
一日水に浸けたパーチメントは網に乗せ、女性たちが次々と乾燥場へ運びます。
運ばれたパーチメントはアフリカンベッドに広げ、均一に乾燥するように手でならします。
朝と夕方だけ日光にあて、陽射しが強い時間はジュートをかけて陰干しにします。
規定の水分値まで乾燥させた豆は国営のドライミル施設に運び、生豆に仕上げていきます。
ドライミル工程
ドライミルでは、種の殻を外す脱穀→異物取り除き→大きさの選別→比重選別→電子選別→ハンドピックを経て、生豆に仕上げます。
新型の設備を備えたドライミルで精度も良好。選別精度が飛躍的に向上しています。
香味
エチオピアから、とても華やかでやさしい甘味が感じられるコーヒーを入荷致しました。
イルガチェフらしい爽やかなコーヒーで、花のような香りや果実の甘い香りなどが穂のかに感じられます。
ストロベリーやピーチのようなニュアンスで軽やかな味わい。
とてもクリーンなカップでスッキリとした喉越しです。
深いローストではブルーベリージャムやレーズンなどの複雑な甘味とコクを感じ、アフターに果実のしっかりとした甘味がいつまでも続きます。
華やかなコーヒーを、どうぞお楽しみ下さい。
※現在はシティローストのみの販売となります。
皆が知ってる「モカコーヒー」、でもその産地は
コーヒーの産地として「エチオピア」と言ってもピンと来ない方もいるかも知れません。
しかし、「モカ」と言えば誰しもが聞き覚えのある名前じゃないでしょうか。
エチオピア産のコーヒーは、「モカ港」を経由して世界中に広まった事から、日本では「モカ」の愛称で親しまれています。
また、イエメン産の豆も、同様に「モカ港」から輸出された事から「モカ」の愛称で親しまれています。
実は、「エチオピア」も「イエメン」も日本では「モカ」と呼ばれているのです。
ちなみに、「モカマタリ」と言うコーヒーは「イエメン産のコーヒー」の事を指します。
きりぎりすでは、商品名を愛称の「モカ」ではなく、正式名称の「エチオピア」、「イエメン」で販売しています。
- 農園情報 -
■イルガチェフェ-ハロ・バンティマウンテン
【生産地区】:南部諸民族州ゲデオゾーン ゲデブウォレダ バンコゴティティ地区
【生産者】:ハロ・バンティマウンテンの農家
【品種】:在来品種
【標高】:2,010~2,025m
【収穫】:農家が手収穫し、収穫したチェリーはハンドソーティング
【精製】:発酵槽を使用した伝統的なウォッシュト
【乾燥】:アフリカンベット(棚)で天日乾燥
【梱包】:グレインパック
【輸送】:リーファーコンテナ(冷蔵)
ネコポスでの発送は
200g~400gまでとなります。
全国一律350円(税込385円)!

コーヒーは厚みのない平袋にお入れします。

厚手の袋にお入れしてお届け致します。