辺り一面に漂う甘い香りとエキゾチックな風味
熟成された赤ワインの様な華やかさや甘味を感じる
エチオピアでよく見られる形式の家
「集落」単位の豆
「モカ」の愛称で親しまれているエチオピア。
このエチオピア屈指の優良産地が「イルガチェフェ」です。
イルガチェフェ産のコーヒーは、アメリカやヨーロッパのコーヒー市場でも絶大な高評価を得ており、華やかでフルーティーな味わいはイルガチェフェならではの香味です。
エチオピアでは一般的にウォッシングステーション(精製施設)毎に商品が作られますが、今回は更に細分化した「集落単位」のコーヒーのご紹介です。
その集落は、イルガチェフェゲデブ村ウォルカ地区の中にある「アダメ・マゾリョ集落」です。
ウォルカ地区にはウォッシングステーションがあり、そのステーションに隣接する4つの集落の一つが「アダメ・マゾリョ集落」となります。
ウォルカ地区のコーヒーは、ここ数年高い品質のコーヒーを届けてくれ、集落毎に味わいの傾向が異なる個性豊かなコーヒーです。
先日までウォシュト精製で販売していた商品ですが、今回はナチュラル精製をフレンチローストでご紹介します。
生豆になるまで(イルガチェフェ地域)
以下の写真は、エチオピアで行われている精製方法の一つ「ナチュラル」についての写真ですので、ぜひご覧ください。
農家の人々の手によって栽培・収穫されたチェリーはWS(ウォッシィングステーション)に持ち込まれます。
持ち込まれたコーヒーチェリーは大きさによって選別されます。
赤い実のまま規定の水分値まで乾燥させます。
乾燥後はアジスアベバにある国営のドライミル施設に運びます。
ドライミルでは、脱穀した豆から異物を取り除き、大きさの選別、比重選別、電子選別、ハンドピックを経て、生豆に仕上げます。
香味
先日までウォシュト精製で販売していた商品ですが、今回はナチュラル精製をご紹介します。
シティローストでは葡萄やブルーベリーなどの熟した果実感があり、ほのかに蜂蜜の様な甘味も感じられるコーヒーです。
フレンチローストでは、辺り一面に漂う甘い香りとエキゾチックな風味。
複雑な果実味が深く焙煎されることで熟成された赤ワインの様な華やかさや甘味を心地よく感じられます。
クリーンでシルキーな触感もお楽しみ下さい。
冷めてくると、よりスパイシーで複雑な味わいが感じられます。
(シティローストとフレンチローストの販売です)
皆が知ってる「モカコーヒー」、でもその産地は
コーヒーの産地として「エチオピア」と言ってもピンと来ない方もいるかも知れません。
しかし、「モカ」と言えば誰しもが聞き覚えのある名前じゃないでしょうか。
エチオピア産のコーヒーは、「モカ港」を経由して世界中に広まった事から、日本では「モカ」の愛称で親しまれています。
また、イエメン産の豆も、同様に「モカ港」から輸出された事から「モカ」の愛称で親しまれています。
実は、「エチオピア」も「イエメン」も日本では「モカ」と呼ばれているのです。
ちなみに、「モカマタリ」と言うコーヒーは「イエメン産のコーヒー」の事を指します。
きりぎりすで扱うコーヒーは全てスペシャルティコーヒーですので、栽培地、栽培方法から精製・流通に至るまで、トレサビリティのしっかりとした商品です。
愛称の「モカ」ではなく、「エチオピア イルガチェフェ/アダメ・マゾリョ」と表記して販売しております。
- 農園情報 -
■イルガチェフェ アダメ・マゾリョ
【生産地区】:南部諸民族州ゲデオゾーン ゲデブウォレダ ウォルカ地区アダメ・マゾリョ
【標高】:2,250m
【生産者】:アダメ・マゾリョ集落の農家
【品種】:在来品種
【精製】:ナチュラル
【梱包】:グレインパック
【輸送】:リーファーコンテナ
ネコポス:400gまで全国一律385円(税込)
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